いやー『ワイルドアームズ』は、やり応えのあるRPGだった。
『ワイルドアームズ』とは?
1996年に発売されたRPGで、プラットフォームはPS。後にシリーズ化されているが、私が実際にプレイしたのは「無印」のみ。リメイク版も発売されたが、こちらも未プレイという。
荒涼した「ファイルガイア」を舞台に「3人の主人公」が、世界各地を冒険するのだが、ストーリーの完成度が非常に高く、私の中では傑作PRGの位置付けである。
脇役の皆さんは当然の事、主人公と相対する「ナイトクォーターズ」の面々も各々個性が出ていて、しかも或る主人公と「因縁」がある展開が、多くのファンを魅了させた。
見所その1:天空を貫く塔「カ・ディンギル」でのイベント
ラストダンジョンである「マルドゥーク」に向かうべく、そのエレベーターである「カ・ディンギル」に突入する、主人公達。それを阻止すべく「カ・ディンギル」の入り口に立ちふさがる、ブーメランとルシエド。
動画を見れば分かると思うが、ブーメランが普通に格好良い!私の妹もブーメランが大好きだった。消息不明になったブーメランはこの後、隠しコンテンツで再戦と相成るが、強敵だった記憶がある。
「カ・ディンギル」の最上階にて「ナイトクォーターズ」の1人である、「アルハザード」と対峙。狡猾で、尚且つ残忍さを併せ持つ敵の幹部の存在は、物語を盛り上げる存在だ。
「カ・ディンギル」はギミックが多彩で、更に長丁場だった。クリアするのに、苦労した思い出がある。
見所その2:エンディングの演出
最初から涙腺が脆くなった。アースガルズが身を挺して、主人公達を守る場面は、19年前にプレイした今でも覚えている。納得の行くエンディングの演出が、好み。
見所その3:隠しボスと隠しコンテンツの存在
「ラギュオ・ラ・ギュラ」を筆頭とした隠しボス並びに隠しコンテンツがあるのもポイント。この動画、低レベルでの攻略なので、必見だ!
「ラギュ様」は「1兆度の炎」が枕詞になっているが、「1兆度」の攻撃は、「2」以降で行うとの事。以降のシリーズでも一筋縄で勝てないらしい。
ともあれ、初期のPSゲームでありながら、ゲームとしての面白さに普遍性があるので、グラ云々ゲームで辟易している人には、是非プレイをお薦めしたい。