文章を書くのが、恐ろしい程、下手クソになっている私だ。
明らかに学生時代よりも、下手になっているのは、明白だ。大学時代に文章の書き方を勉強して、その時は、頻繁に高得点を得たのだが、現在同じテストを受けたら、半分以下の点数を採る自信がある。
こう見えても、大学時代は良く先生に誉められていて、中国の歴史授業では、確か、第二次世界大戦時代の或る中国人について、自分なりに纏め、それを提出したのだが、先生に「上手く纏めているね。中国史詳しいの?」と言われた事があった。勿論、日本史一辺倒な私は、中国史なぞ一切、触れた事が無かったのだが。
後はこれは自慢話なのだが、実は大学時代、1958年に放映されたフランキー堺さん主演のTVドラマ「私は貝になりたい」のディレクターを勤めた、岡本愛彦先生の授業を受けていたのだが
岡本先生直筆のお葉書を頂いてしまいました!
現物が手元に無い為、掲載出来ないのだが、内容として、先生が私のテスト答案を絶賛して頂いたものだった。しかも2回も頂いてしまったという!
いやーこれは感涙した。物書きのプロから、誉められたのだから!この当時、真剣に物書きを目指していたなら、違う人生を迎えていたのかも知れぬ。その岡本先生も11年前に鬼籍となられた時は、断腸の思いをした。
何故今頃になって、文章云々と言い始めているのは、自分が起業したいが為。起業するにあたって、文章力を問われるからだ。昔の勘を戻すべく、必死になって文章を書いている今日この頃だ。